配線の重要性と失敗事例

壁スイッチの配線電気工事と工事不要の照明利用方法について

オフィスを移転するときやテナントを探すときには、実際に物件の下見をされることと思います。また、図面や写真の資料についても何度も確認されることかと思います。

しかしながら、オフィス物件についてはチェック項目が非常に多いこともあり、実際に入居してから不都合や使い勝手の悪さに気が付くことは少なくありません。そして、多くの方が不都合を感じられるポイントにスイッチの位置があります。スイッチの配線を後から電気工事で移動することも可能ですが、費用もかかるのでできるなら事前にチェックしておきたいものです。

今回は電気工事のスイッチの配線について解説します。

▶目次

1、スイッチの配線について

壁スイッチの配線電気工事と工事不要の照明利用方法について

オフィスでのスイッチの配線について案内します。

スイッチの電気配線図

オフィスの物件を選ぶ際には、テナント物件を下見して、図面で間取りや設備について確認を行います。スイッチの位置はオフィスを快適に利用するために実はかなり大きなポイントですが、スイッチの位置が書かれた図面を電気配線図といいます。

自社ビルを設立する際には、建築会社が作成してくれますし、テナント物件に入居する際にはビルのオーナーが保有されているかと思います。

スイッチの位置が重要である理由

なぜ、オフィスを選ぶ際にスイッチの位置が重要であるかというと、必ずしもスイッチが使いやすい位置に設置されているわけではないからです。

プロの建築業者が建てたものということで、どうしても安心しがちになってしまいますが、実際に入居してデスクや備品が入った後のことをイメージしながらスイッチの使いやすさについてじっくりと考えてみてください。

もし、電気配線図がすぐに取り寄せできない場合には、取り急ぎ建築図面、平面図などにスイッチの位置を書き込むことで、とりあえずの代用は可能です。

2、不便なスイッチ配線の事例と対策

壁スイッチの配線電気工事と工事不要の照明利用方法について
スイッチの配線位置が悪く、不都合が生じてしまった場合の事例について紹介します。

スイッチが押しづらい

スイッチの位置によって、スイッチが押しづらくなってしまうことはよくあることです。

最も典型的なケースが、スイッチがドアの陰に隠れてしまうこと。この場合、入居者はドアを開けて、いったんドアを閉めてからスイッチを押さなければなりません。オフィスの場合には、夜間にスイッチを入れたり切ったりするケースは少ないかもしれませんが、夜間の場合には、真っ暗な中でスイッチを探さなければなりません。

これからスイッチの配線をする場合には、対処法は簡単です。反対側の柱にスイッチを設置すれば解決します。
スイッチが設置済のテナント物件の場合には、使い勝手の悪さも踏まえるかスイッチの移設工事を検討しながら、他の物件と比較検討してください。

スイッチがフロアの奥(中間)にある

スイッチは、ドアをあけてすぐのところに設置されていることが理想的です。大きなフロアの場合には、スイッチがいくつかの箇所に分かれていることも珍しくありませんが、少なくともドア近辺のブロックの照明については、入り口近くに用意しておくのが一般的です。

しかしながら、まれにフロアの奥や中間地点など使い勝手の悪い位置にスイッチが設置されていることがあります。このような位置にスイッチがあると、スイッチを入れるためだけにわざわざ部屋の奥まで移動しなければならず、非常に便利です。また、最終退室時には暗闇の軟化を手探りで出ていかなければならない事態に陥ります。

こういった事例は、特に、オフィスのパーテーション壁を後から設置したり移動させたりした場合に起こりがちなことです。
対策としては、スイッチをドア近くに延長するか、増設してスイッチを二カ所に変更するかのいずれかです。状況によっては、ドアを新たに取り付けるなどの工事を行ったほうが良い場合もあります。

オフィスのレイアウトを踏まえてスイッチの配線を考える

スイッチの位置が大型の什器や設備の裏になってしまうと、スイッチが押せない、あるいは非常に不便になってしまいます。

従って、スイッチの位置と大型の什器や設備の位置、オフィスのレイアウトの位置をあらかじめ考えておく必要があります。また、スタッフや顧客、利用者の動線についても併せて考えておくと良いでしょう。

動線の邪魔をしないスイッチの位置は、仕事の効率を上げるためにも非常に重要なことです。

業務効率を考えた場合には、連動スイッチの増設などの対策が効果的になる場合もあります。

3、まとめ

この記事では、スイッチ配線について解説しました。不都合や不便な事例と、手元の資料(電気配線図、平面図)を照らし合わせて、実際に入居した後に不都合が生じないか否かシミュレーションをしてみてください。

新築自社物件の場合には、電気工事の前にスイッチ位置の変更・調整が可能かと思いますが、テナント物件の場合には、契約後に専門業者に電気工事を依頼する必要があります。スイッチの移設や増設を行い、より利便性の高いオフィスにしましょう。

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